INTERVIEW
COMMUNEのスポークスマンKEIに聞きました。
簡単にCOMMUNEヒストリーを教えて?
KEI(Vo)以下K:最初は僕がBa&Voで今のGuのルカと違うDrとで3ピースで活動していて、99年に3曲入りのDEMOを作ったんだ。しばらくその体制で活動していたんだけど、2000年の後半にDrが脱退することになって一時活動を停止したんだ。

その後2001年の初めにGuのカズヤ、Baのマサノリ、Drのタイキが加入して今のラインナップになったんだ。その年の9月に3曲入りのデモCD-Rを作って5人での初ライヴをやったんだ。それからは地元で企画をやったりツアーに出たりしていたんだ。

そうしている内にcosmic noteから「リリースしてみない?」とオファーをもらってミニアルバム「GET A TROPHY」をリリースすることになったんだ。
バンド名の由来は?
K:もともと友達がCOMMUNEというバンド名で2回だけライヴをやって、ちょうど僕らがバンド名を決める時に解散してしまってその言葉の響きが良かったし、意味も人の集まりとか歴史的な革命団体の名前でこれから僕らが活動していくにはぴったりな名前だなぁと思っていただいた。
僕がCOMMUNEの話をしていると未だに3ピースだって認識してる人が多いんだけどメンバーも音楽性も変わった時点でバンド名を変えようとは思わなかった?
K:ただ単純に『コミューン』という響きが好きだったし、今の音楽性のほうがこのバンド名がぴったりだと直感したから変えなかったんだ。結局楽しくやっていければバンド名はなんでもいいと思うし、後からついて来るもんだと思う。
3ピースの時はNINE DAYS WONDERやドラムカンと言ったジャンルのバンドとの対バンが多くて、今の編成になってからはハードコアとの対バンが多い気がするんだけど、 意図的になの?それとも偶然かな?
K:ありがとう!たくさんのキッズ達が歌を憶えてくれてライヴで一緒に歌ってくれたのが一番うれしい反応かな。あといろんな企画に呼ばれたり、いろんなバンドと楽しい時を過ごすことができたし、なんといってもミニアルバムをリリースすることにつながったことだね。
3 SONG DEMO大好きなんだけど、リリースしてから何か反応はあった?
K:ありがとう!たくさんのキッズ達が歌を憶えてくれてライヴで一緒に歌ってくれたのが一番うれしい反応かな。あといろんな企画に呼ばれたり、いろんなバンドと楽しい時を過ごすことができたし、なんといってもミニアルバムをリリースすることにつながったことだね。
3 SONG DEMOのレコーディングはどんな感じだったの?
K:東京のスタジオでレコーディングしたんだけど、5人での初めての作業だったからいろいろあったよ。停電みたいになって録ったものが危うく消えてしまいそうになってエンジニアと一緒にテンパったのは楽しかったね。
6曲の長丁場のレコーディングは初めてだと思うんだけど、どうだった?
K:とにかく楽しかったの一言に尽きるね。ミックス作業を含めて全部で4日間だったんだけど、最初話をもらった時は全曲録り終わるかなあと思ったけど日程通りに終わったよ。
何せたった6曲で準備期間が1年近くあったから、曲は早いうちに出来上がっていたんだ。だからリハーサルを何度も繰り返していたから曲の仕上がりは全く問題なかったし、ハマるなんてこともなかったね。

レコーディング中は毎日いろんな友達が遊びに来てくれていい気分転換になったし、コーラスパートを入れてくれて作品の完成度をアップさせてくれたんだ。ほんとみんなには感謝してもしきれないね。

あと4日間スタジオの2階で泊まれるようになっていて、メンバーと宇宙で毎日料理をしたり、ゲームをしたり毎朝アコギで大合唱したりしたのも楽しかったね。

エンジニアにはSOUD CREWのセイノさんを選択して大正解だったね。作業を始める前にちょこちょこっと打ち合わせをしただけでミックスが終わる頃には僕らの理想の音質になっていた。彼はプロだから当たり前のことなんだろうけど、彼がいなかったらこの作品は有り得なかっただろうね。長かったようで短かった、最高の4日間だったよ。
アルバムのジャケットは空に向けられた銃だけど、なにかメッセージがあるのかな?
K:いい質問だ。あの青空は自分の身の回りの小さい世界を含めた全世界のすべてのものを指しているんだ。そしてあの銃は自分自身でそこに込められた弾丸がそのすべての気持ち、感情、願い、夢なんだ。

世界規模で見たら個人のそういうものってすごく小さなことだけど、それを表現・実現することがほんとに楽しいことだし、時代築き上げていったり数々の歴史的な伝説を創ってきたんだと思う。

だから他人の価値観で判断されたもの手にして満足するよりも、自分だけの唯一の価値観で楽しみや喜びを手にすることが一番いいことだと思うんだ。それが勝利ということで、その勝利ということを意味したのが「GET A TROPHY」なんだよ。
歌詞は誰が書いてるの?詩的な歌詞だと思うんだけど、どういう事について歌ってるの?
K:歌詞は全部僕が担当しているよ。文章でのストレートな表現はあまり好きじゃないし、抽象的な言葉使いで歌詞を書くのが好きだからね。

内容はさまざま。6曲全部違うことを歌っている。説明すると長すぎるから、CDに対訳が付いているからそれを読んでみて感じたことがそれぞれの曲の意味になるよ。
どうしても聞きたいという人がいるんなら、ライヴ会場で声をかけてよ。3日間かけて語りつくしてあげるよ。
リリース、そしてレコ発ツアーを控えた今、リリース後にはどんな事を期待してる?
K:多くの人に聞いてもらって、僕らの作品で楽しんでもらえたらいいね。機会があればその人たちとライヴで一緒に楽しむことができたらいいなあと思ってるよ。
海外でのリリースやライブに興味はあるのかな?
K:もちろんだよ。海外の特にアメリカのバンドには多大な影響を受けているから、そのバンドたちと同じフィールドでプレイできるんならやってみたいよ。
ライブで心掛けている事はある?
K:その日集まった人達と僕らで楽しくそして熱くなれるひとときを体感できるように、いつも心がけているよ。それだけだよ。
新潟って土地に根付いて活動している訳だけど、新潟のシーンの事を教えて下さい。
K:根付いてるというとちょっと語弊があるかな。ただ新潟で生まれてそこで育っただけだよ。でも新潟で生まれ育ってよかったと思ってる。

シーンと言えるほどのものはないけど、周りにはIN ALL SINCELITY、WORMEDUP、GET YOUR KICKS、VEHEMENT、BESIDE ONESELFやたくさんのキッズ達がいる。僕らはそのすべての人達がいなければ今ここにある結果は出せなかったと思ってるよ。
little hope strikeはどういう意識を持ってやってるの?なにか手本にしてるものとかあるのかな?
K:前にあげたバンド達と協力してやっている合同企画で、それぞれのバンドが県外から交流の深いバンドを呼んで、楽しい一日にしようという意識でやっているよ。
手本にしているものは、各バンドのメンバー全員がみてきたイベントすべてかな。
今後の予定を教えて?
K:3月5日に新潟WOODYでLITTLE HOPE STRIKEで僕らとVHEMENTが出演して、ENDZWECKが同行するアメリカのFORDIRELIFESAKEのジャパンツアーのサポートがあって、4月2日にミニアルバムがリリースされる。

6月から9月にかけて韓国を含めた全国ツアーを予定している。
そのうち6月の24日(東京)、27日(新潟)、28日(千葉)をアメリカの僕らが大好きなSTRETCH ARM STRONGのジャパンツアーに同行するんだ。
インタビューに答えてくれてありがとう。最後に何かメッセージを下さい。
K:これを読んで興味を持ってくれたら、是非ミニアルバムを聞いてほしいな。時間があればライヴにも来てもらって一緒に楽しんでほしい。

メッセージは、みんなくだらない偏ったこだわりを持たないで、常にオープンマインドでたくさんの人とコミュニケーションをとって、いろんなものを吸収してなるべく楽しい時間を増やすようにすると、毎日が楽しくなると思うよ。インタビューありがとう!

Let's Rock Revolution !! Crush & Go !!!