INTERVIEW

Nervous light of Sundayインタビュー(follow up掲載分)

それではメンバー紹介からお願いします。

亀谷:ボーカルの亀谷だよ!
田部:ギターの田部です。
佐藤:ドラムの佐藤です。
品田:ギターの品田だぜ!

今日はベースの笠原さんはお仕事ですか?

亀谷:仕事だね〜忙しいんだよ。

なるほど。。では、ニューリリースおめでとうございます!出来栄えのほどは?

一同:ありがとうございまーす!
品田:前よりかは良いね。
田部:満足っていうか演奏とかはうまくなったかな。
亀谷:レコーディング慣れもしてきたし。

でも、そのために時代や周りに迎合したりはしてないですよね。ちゃんと個性があって。

猪俣 それって当たり前だと思うんですよね。他の人を真似したって意味は無いんですよ......とか言っちゃうけど(苦笑)。常に本気になりたくない感じはあります。っていうか、本気のなり方を忘れた(苦笑)。曲を作ったり演奏は全力でやりますけど、どっかで客観的には見てるっていう。

前作「弱心光景」から3年経ちましたが、なにか変化などはありましたか?

田部:うーん、曲は明らかに変わってきてるよ。

どんなところが?

品田:音的な話ならクリーントーン入れてみたりとか。
田部:まぁ自然な流れといえば自然な流れだね。
佐藤:そうだね、聴いている音楽とかにも影響されてるのかな。
田部:前はもっと「こうしよう」とか型にはまってたところはあったかもしれない。
品田:あと、前は時間が無かったのもあるよね。
田部:うん、ホント余裕を持って出来たよ!レコーディングとかも時間余ったし。
亀谷:レコーディング予定が一日余ったぐらいだからね、いい環境でレコーディング出来たよ。L.Aで(嘘)。

前作とは精神的に違いますね。

田部:状況的にも違うね〜。
亀谷:エンジニアの方とも3回目だったから分かっててくれる面も多くて、でマスタリンsグの方も2回目だったから勝手が分かっててくれたし。

なるほど。

亀谷:あと今回は曲を結構カットしたっていうのも違うかな。
田部:そうそう、前回はアルバムを作る為に曲を作ったんだけど、今回は曲が幾つかあってその中から選んだんだよ。

え!何でカットしちゃったんですか??

亀谷:いや、なんか(笑)。
一同:爆笑
亀谷:ダメな曲ってわけじゃないんだけど、なんだろ、6曲の聞きやすさとかあるでしょ?

そうですね〜それは思いました。

亀谷:実験的な部分もあるよ。買いやすいしね、安いほうが。

変な話、安けりゃ安いほうがいいですからね。

亀谷:まぁね〜手にとってもらうのが大事だからね。

え!何でカットしちゃったんですか??

亀谷:いや、なんか(笑)。
一同:爆笑
亀谷:ダメな曲ってわけじゃないんだけど、なんだろ、6曲の聞きやすさとかあるでしょ?

今回のアルバムの中で最初に出来た曲はライブでもお馴染みの「心臓」ですか?

亀谷:前に2曲あったけどレコーディングしたのはあれが最初だね。
佐藤:あの曲は機転になったよね。
田部:そうだね〜あれきっかけな部分はある。
佐藤:「おもしろいおもしろい〜」って感じで色々やって広がってってさ。
田部:ジャムったって感じに近い、自然な流れで。
佐藤:「忘れ者」はスタジオで自然に出来た感じだよね。

なるほど。では、今作で伝えたいメッセージなどはありましたか?

亀谷:メッセージ!?んぁ〜難しい質問がきたね〜(笑)。
田部:押し付けがましいのはいらないかなって思う。
亀谷:そうだねぇ、感じ取って欲しいね。

個々が感じ取る?

亀谷:そうそう、なんか伝えたいメッセージっていうよりかは、自分の中で自分なりに捉えてもらいたいかな。そういう面もあって比喩的な歌詞にしてるのもあるし。

レーベルは前回と同じコズミックノートからですが、どちらから話が出たのですか?

一同:ありがたいことにコズミックさんからです(笑)。
佐藤:前作を録ったときからから言われてて。

あ、そうなんですか?

亀谷:「一年後かな〜」って。
佐藤:そう、で曲が出来たときに正式に決まったのかな。

ジャケはメンバーの作った版画と聞きましたが経緯を教えてもらえますか?

佐藤:みんなで作ろうって話をしてたんだよ、最終的に田部ので決まったけどね。

みんなで一つずつ作ったんですか?

佐藤:そうそうそう。
品田:まぁ、俺作ってないけどね(笑)。
佐藤:そうだ3人だ。田部、亀谷、俺の3人だ。「版画キットかして〜」って感じ(笑)。
田部:それが俺の車にまだ残ってるし(笑)。

一同:爆笑

版画はアルバムのタイトル決まってから作ったんですか?

亀谷:タイトルは田部の版画が出来て、ジャケが出来て入稿ってなった時に俺が決めたのよ。
田部:なんか焦ってタイトル決めたみたいじゃん。
亀谷:そんなことないよ(笑)。
佐藤:でもあれでしょ?曲をイメージして決めたんでしょ?
亀谷:そう、全曲聞いて田部の作った版画見て決めたんだよね。
品田:前作のジャケは作ってもらったから、今回は自分たちでやりたかったのよ。
田部:自分らで作るか、自分たちに近い人に頼むかってなって、絵は書けないし版画はどうだろうって。
品田:そう、好きに出来るしね。
佐藤:中ジャケは自分なんでチェックお願いします(笑)。

一曲目の「雑街踏」がインストでしたが、これはどうやって録音されたんですか?

佐藤:コレは大変だったよ〜、なんというかね、ホント、混沌としたというか。。
一同:混沌とはしてねぇ〜だろ〜(笑)。
佐藤:えぇ〜してない!?ぐちゃぐちゃしたノイズの中に色々な音が鳴っている感じに作りたくて提案してみたら皆が「いいねいいねぇ〜」って言ってくれて。で、ボイスレコーダーを借りて品川駅とかで電車の音とか虫の音とかを録音して混ぜ合わせて。

DIYな感じで?

佐藤:うん、でもそのときはどういう風にやるかは漠然としか考えてなくて。
田部:エンジニアの方にやりたいイメージを伝えたら「こういうのはどう?」ってイメージしていたものに近いのを作ってくれて。
佐藤:で、それをバックに頭の中にイメージしてあったドラムを叩いて、外で録音した音とドラムの音を重ね合わせて完成。

じゃあ結構気に入ったものが出来ましたか?

佐藤:うん、すごい納得のいく理想の音が出来たね。

では、ライブで行ってみたい地方などはありますか?

佐藤:沖縄!
品田:北海道!
亀谷:海外!

海外!?ツアーすか?

亀谷:いや、ツアーじゃなくポコっと行ってさ(笑)

一緒にライブしてみたい地方バンドは?

亀谷:いや、ツアーじゃなくポコっと行ってさ(笑)

海外!?ツアーすか?

佐藤:nabowa!

ナボワ?

田部:京都のdubバンドだよ。
佐藤:そう、他ジャンルともやりたいね。

なるほど〜。

亀谷:もちろんハードコアバンドともやりたいよ?(笑)
佐藤:そうそう、ジャンル関係なくね。

では、定番ですが最後にFOLLOW-UPの読者に一言お願いします!

亀谷:でた!そういうの(笑)。
田部:まぁいろんな人に聞いて欲しいね。
亀谷:ライブも見て欲しいかな。
品田:幅広くいろんな人に聞いてもらえたらうれしいです!
田部:コピーしてでも良いから聞いて欲しいよ〜。
佐藤:借りてでも良いから聞いて欲しいね。
亀谷:焼かれたらユニオン困っちゃうよ!(笑)