INTERVIEW

COMMUNEインタビュー(follow up掲載分)

新潟のCOMMUNEが結成10年にして遂に遂にファーストフルアルバムを発表!ガッチガチにキメの入ったシンガロングパートと歌い上げるメロディックな楽曲で、ベテランの意地と誇りをかけ、REVOLUTION ARMY COMMUNEが満を持してFOLLOW-UPに登場です!!ボーカルのKei氏にメールで直撃しました!!

Interview:小西泰央

待望のフルアルバム発売おめでとうございます!!まずは自己紹介も含めて結成から現在に至るまでの流れを教えてください。

ありがとうございます!1998年に結成。2枚のデモを自主でリリースして、以後cosmic noteからミニアルバム、シングルをリリースしました。

結成10年にして初のフルアルバムですが、フルアルバムにこだわりはありましたか?

ずっとフルアルバムは出したかったんですが、何度かのメンバーチェンジがあったりギターのRukaが体調を崩したりして活動停止になったりして出すタイミングを逃していたという感じです。今年は結成10周年だしメンバーも固まったちょうどいい時でした。やはりフルアルバムというのはしっかりといろんな人にバンドを理解してもらえるし、バンドの意思表示も確実に伝わるのでフルというフォーマットにこだわりました。

今作のタイトル「Sing Out The Revolution」アルバムを通して強く意識した部分やコンセプトなどあれば教えてください。

僕らのライブに来た人達がみんなで汗かいて走って腕ブン回して一緒に歌って楽しかったって言えるライブに繋がるような音源、というのがコンセプトで、「ハードコアとポップパンクの融合」というずっと強く意識してやってきたことがかなり理想像に近づいたことは実感してます。

一曲目の『Introduction Of Revolution』がかなり印象的なアルバムの始まり方でしたが、なぜあのイントロにしたのですか?ちなみに個人的に一曲目から二曲目の流れが最高にしびれました。

あの流れにしびれてくれて光栄です(笑)。あれは、曲は僕が作ったんですが、レコーディングエンジニアの井上さんに紹介してもらったA.U.さんというアレンジャーの方にお願いしてアレンジしてもらいました。音源もライブも始まる時に「これから何やら楽しそうなことが始まりそうだ!」と感じるイントロがずっと欲しかったんです。あのイントロが聞こえてきたら集合です!そのあとはドカーンです(笑)。

キャッチーな楽曲面は健在ながらも曲の展開がパワフルなものになって、よりハードコアの要素を強く感じます。その辺はどうお考えですか?

僕らが曲作りする上で「ハードコア」というキーワードは絶対切り離せないです。ハードコアの持つ押しの強い楽曲やリフにどれだけポップで歌えるメロディーが乗せられるかに重点を置いてます。ハードコアエナジーを持つバンドから強く影響を受けているので。

歌詞についてお伺いします。一貫したテーマはありますか?自身の経験に基づいたものが多いですか?

全曲通してのストーリー性やテーマはないんですが、僕が日々感じたことを書いています。日々の生活の中の感動、出会い、葛藤やいつもどこかで起きる非道な犯罪や事件、元メンバーが被害にあった地元新潟で起きた中越沖地震、ギターのRukaが病気で倒れた時に感じた命の重さなどについて、僕なりの視点で書きました。訳詞も付いているのでよかったら目を通してみてください。

ライブを意識した曲作りを感じますが、ライブと音源に対しての捉え方を教えてください。

もちろんライブで楽しめる曲というのを意識して作りました。これはレーベルオーナーの宇宙氏の考えなんですが、「音源はライブで一緒に歌って暴れるために歌を覚えるアイテムだ!」ということを聞いて確かにそうだなと思いました。ライブバンドである自覚も意識もあるので、ライブに繋がる音源という考え方でいます。もちろんひとつの作品としても捉えてほしいのもあります。

ジャケットについてですがジュン・ワタナベ氏と伺いましたが経緯について教えてください。

知らないうちに彼はビッグネームになってました(笑)。彼とは同じ地元で一緒にバンドをやっていたこともある昔からの友人です。今までのCOMMUNEの音源、Tシャツなど全部彼に作ってもらってます。今までは僕と二人でディレクションしてきましたが、今回のアルバムではイメージを伝えて音源を聞いてもらって、「革命」をテーマにお任せで類を見ない唯一無二のアートワークに仕上げてもらいました。完璧でした!ジャケットを見てもらえばわかりますが、青い部分が個人や身の周り、または世界の混沌で、ピンクの部分がそこで流される血や涙を表しています。そして剣が決意や夢や希望を表していて、それらを切り裂くというイメージです。まさに革命!

今作を入れて現在までの3作がいずれもcosmic noteからのリリースと、レーベルの最多リリースバンドですがお気持ちはいかがですか?

最多ですか。初めて知りました(笑)。cosmic note立ち上げのきっかけになった第一弾のバンドであることは今でも誇りに思ってるし、今回のアルバムもcosmic noteからリリースしてもらってほんとに感謝しています。ただ毎回宇宙氏を睡眠不足にさせてるのは謝罪します(笑)。彼はほんといいヤツなので、見かけたら白ワインを与えてください。とくに年末あたりに。

解散をしてしまう良いバンドも多い中、長年バンド活動を続けていられるコツ等ありましたら教えてください。

やる気と意地と愛じゃないでしょうか。 s

地元、新潟を中心に活動していますが、新潟を中心に活動しているアツいバンドなどいましたら教えてください。GIVE LIFEが今年DEMOを出しましたよね?

GIVE LIFEいいですねぇ。ってCOMMUNEの5分の3人がGIVE LIFEです。恐縮です(笑)。COMMUNEと並行してGIVE LIFEもガツガツやっていきますのでチェックしてください。あとは大きい動きだと友達のPASQUAがメキシコのUPRISING A.Dとスプリットを12月にCABOOSE RECORDINGSからリリースするのでこちらも要チェックです!

それでは、最後にツアーで会うであろうFOLLOW-UPの読者に一言お願いします!

ライブバンドです。確かめに来てください。
Get a microphone and sing out the revolution!

COMMUNE
「SING OUT THE REVOLUTION」
cosmic note
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